2025年1月24日金曜日

今年の初仕事

 皆様、今年もよろしくお願いします。


毎年1月、2月は何かしら物を作っています。

今年はこれだ!

去年の8月から考えていました。


作るきっかけになったのは

昨年の夏休み川で奥様が怪我をしました。

初めてのお客様で、チエックインされ

家族皆様で川にいかれたんです。

つり橋を渡って、川に降りられた

その時、お子さんが1mほどポンと飛んで

川原におりました。

その後、奥様が飛ばれたのですが、膝を

骨折しました。

すごい痛みだったと思います。

すみません。

楽しみにされていた夏休みのバカンスを・・

申し訳ございません。



お客様が安全に川原に降りれる

これを目指そうと思いました。



コテージ内では思い切った改良は簡単に

できますが、コテージから一歩外にでると

そうはいきません。

いろんなしがらみがあります。

頭の中でいろんな方面で考えてみました。

昨年12月末に最終の方向性がきまり



現状を変えない。



ここに行きつきました。

簡単そうですが、難しい。


それでは現地の写真でも

1月前半
寒かったです。
川原は寒さ倍増
つり橋を渡って右側
が川への降り口に
なります。
候補1
お客様はここから
降りていたのかな
場所的には良いのですが
現状が変わります。
単管足場も考えましたが
これも現状が変わる
ここは無理だな!
谷があります。
迂回して奥側に行っても
急斜面です。
木を伐り土木工事ができれば
悩むことはないです。
あくまでも現状を変えない
これです。

候補2
ここしかないです。
難しい場所
現状を変えず、
安全に降りる

ここでやってみましょう。













現状を変えないイコール現地材を使用

2次製品使えれば楽なんですが・・・

ならば、1つ決めごとをしましょう。



川原の石は使わない。



100個200個使っても減るものでは
ないのですが、ダメなんです。
川原の石が使えれば、同じような石で
踏み石にして、色も赤、緑、青、白、
グレー、黒、楽しい階段になるのですが
ダメでしょう。


それは・・・・・・



昔 昔 あるところで 1㎞ほど河川が
体積土砂で閉塞し、近隣の家が出水期に
水に浸かる
その体積土砂撤去を会社で受注し管理で
常駐していたことがあります。
いつ大雨がふるかわからない地域なので
土日も施工していました。
その地域の方とも仲良くなり、いろんな
お話を聞いたのですが、何年か前までは
こんな事はなかった、下流に河川の土砂を
使う業者さんがいたから、こんな閉塞は
なかった。
ある数人が、河川の土砂は国民又は国の
もの勝手な採取はゆるされない。
こんなことを言い出した。
それで採取がなくなり。
河川が閉塞し、みんな不便になった。


なんともいえないです。


ある河川沿いの現場で、職人が
「娘が新築の家を建てた」
「監督この小さい石2つ持って帰っていいかな」
軽トラに積んでいたところに警察が・・・・
誰かの通報だったようです。


こんな話はたくさんある。



なので川原の石は使えません。

山に落ちている石を集めて踏み石にしました。

不格好ですが・・・・・






次回は施工編です。